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2009年10月21日 (水)

操業手順 ~投網~

 下関おきそこは、2隻が一組になって海底で網を曳く「底びき網」と呼ばれる漁業です。

 で、船が2隻で、それぞれが漁具を搭載し、実際に海底を曳く漁具は一つ。

 網を曳いているときのイメージは湧くと思いますが、では、どうやって、網を入れたり、揚げたりするのか、その具体的な手順というのは、なかなかにイメージできません。

 今回は、そのあたりのお話です。

 まず、下関おきそこの2隻は、「主船」と「従船」に分かれています。

 「主船」は、漁場において、常に針路の左側に位置します。

 で、両船ともに、船尾には大きな2組の曳綱巻き取りリールを備えています。この2組のリール、主船の左舷側は自船専用、右舷側は両船兼用、従船の左舷側は両船兼用、右舷側は自船専用です。

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 漁場に着くと、いずれかの網を海へ入れるわけですが、主船の網を入れる場合でご説明します。

 まず、両船が10~15メートル間隔で並び、主船から従船へレッド(鉛の錘)を投げ渡します。レッドにはワイヤーを介して主船の漁具の手綱が結びつけられています。

 レッドを受け取った従船は、自船の左舷側曳綱に主船の手綱を連結し、綱を伸ばしていきます。

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 この状態で、両船ともに全速で曳網針路に航走し、曳綱を伸ばします。

 曳綱を約1,300メートル伸ばし終えると、操業が開始されます(この時点で、従船の漁具は、まだ船の上です)。

 網を曳く時間は、約2時間が目安(もちろん、ケースバイケースです)。

 この間、網が海底にある主船では、つかの間の休息時間、また、網が船上にある従船では、網の中の漁獲物の選別作業に勤しんでいます。

 

 

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