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2009年10月28日 (水)

資源の有効活用

 下関おきそこでは、小型魚を獲らない漁具を導入していますが、残念ながら、小型魚を完璧に分離することはできません。どうしても、市場価値の低い、小型魚も網に入ってしまいます。

 網に入り、網の終端(コッドエンド)に至る間、約8割の小型魚が改良部から網の外へ逃れますが、残る2割はコッドエンドへ留まるという実験結果が出ているのです。

 網を揚げる直前に捕らえられた小型魚は、船上で直ちに再放流すれば生残率も高いのですが、投網直後に捕らえられ、その後2時間程度の曳網中、ずっとコッドエンドに留まっていた小型魚は、弱ってしまい、再放流後の生残率も低いものと考えられます。

 そこで、これらも無駄にしないために、地元水産加工業者とタイアップし、低利用魚(未利用魚)の落とし身加工にも取り組み始めました。

 落とし身とは、骨や皮、スジ、血合いなどを取りのぞき、魚の身の上質な部分だけを採りだしたもの。ちなみに、落とし身を水でさらし、塩を加えて摺ると粘りが出てきて、かまぼこなどの材料となる「すり身」になります。

 この落とし身から、下関発の新たな水産加工品が世に出てくることが期待されています。

Photo

【水揚げされた小型の未利用・低利用魚】

Photo_2

【専用の通い箱で地元加工業者の製造ラインへ】

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